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ホーム >  知って得する名刺のあれこれ >  就職活動のマナー >  面接時(会社訪問時)のマナー

面接時(会社訪問時)のマナー


面接、会社訪問を行う際のマナーについて簡単にまとめています。


訪問時の注意点

時間の余裕が緊張を和らげる

ただでさえ緊張しやすいのが面接。余裕をもってのぞむのが緊張を緩和するポイントです。
そして服装も含めて身だしなみ全体を見ますから、清潔感を第一に考えましょう。
約束の10分前には到着し、服装の乱れや汚れ、髭から靴の汚れまでしっかりチェック。女性であれば爪の伸びすぎや香水の付けすぎなどにも注意しましょう。
身だしなみをきちんと整えると気持ちにも余裕が生まれますよ。
面接での遅刻は厳禁。ただし、電車の遅延などやむを得ぬ事情の際は、間に合わないとわかった時点で必ず電話連絡を入れましょう。
無断での遅刻だけは厳禁です! 常にゆとりを持って行動しましょう。

印象のよい歩き方とは?

ます背筋を伸ばすことです!そして周りをキョロキョロせず、堂々と快活に歩きましょう。
廊下を歩く際にはやや端寄りを歩くと、真ん中を歩くより傍から見て印象がいいですね。 また、エレベーターを利用する場合の乗り降りは、一番最後を心がけましょう。

待機中も気を抜かずに!

面接会場に着いた時点で面接は始まっているという意識を常に持ちましょう。
控え室で喫煙したり、雑誌や新聞を読むのは慎み、訪問先企業の資料に目を通したり、 想定される質問の答えを頭の中で確認しておくなど、静かに過ごすことを心がけましょう。
携帯電話の電源も「OFF」にしておきます。
また、飲み物を用意されたら、「恐れ入ります」のひと言を。 手をつける際には「いただきます」とことわってからにしましょう。

入室時のマナー

配慮のある立ち居振る舞いが印象UPに

面接室よりも先に応接室などに通された場合は、面接官が入室された際に立ち上がって挨拶する事を心がけましょう。
まずドアをノック、相手から返事があれば、「失礼します」と必ず一声言ってから室内に入ります。
軽くお辞儀をし、ドアを閉めます。この時、後ろ手で閉めないよう必ず後ろに向き直り、静かに閉めるようにすると所作として美しく見えます。
相手の方にまっすぐ視線を合わせ、普通の歩幅で近づきます。
「○○と申します。本日はお時間をいただきましてありがとうございます」等、一言自分の言葉で挨拶すると気持ちもほぐれ、後の受け答えが楽になりますよ。
座席には相手から勧められてから座るようにしましょう。手荷物は、腰をおろしたあとでイスの脇の床に置くのがよいでしょう。

面接中の姿勢は・・・

面接中は、イスに深く腰をかけ、背筋を伸ばします。手は指を揃えて、あるいは軽くこぶしを握ってヒザやもものあたりに上に置いておきましょう。
資料を見るなどといった時以外はこの姿勢を保つことが基本ですが、途中、話に熱がこもってきたときなどは、多少の手振りもOKです。
面接時間は通常30分程度です。 疲れてきたからといって、背中を丸くしたり、足を組んだりするのは、マナーに反するだけでなく、忍耐力、耐久力に乏しいと疑われることにもなります。
時間の経過とともに、髪をさわる、手の指を絡み合わせる、鼻の頭をかくなど、日頃のクセもでがちになりますので、くれぐれも気をつけましょう。

面接中の目線は・・・

一般には、相手の目を見て話すのは失礼、口もとあたりを見るようにといわれますが、面接では、意欲や真剣味を伝えるために多少の演出が必要になります。
ここぞ!という時には、面接官の目をしっかり見つめましょう。
話の途中で視線をそらす、下を向くといった状況が何度も続くようだと、自信のないように見えてしまいますので、仕草には充分に気をつけましょう。
また、表情は口もとにも現れます。口もとのちょっとした動きには目以上に気持が現れますから、どういう動きをすれば相穏やかでやさしい印象をもってもらえるか、前もって鏡に向かって練習しておくと良いですね。

語尾まではっきりした声で!

こちらから話すときは、面接官にハッキリと聞き取れる声で、最後までしっかり発音するようにしましょう。早口すぎず、またゆっくりすぎずを心がけることも重要です。
また、面接官が会社の事業内容など話をしているときは、ただうなずくだけでなく、「はい」「なるほど」など、適当な相づちを入れると、相手には真剣に聞いていることを感じ取ってもらえます。
なお、質問したいことがあっても、話の途中で割り込むのはタブーですので、相手の話が終わってからにしましょう。

退出時のマナー

本当に見られているのは社外に出るまでの態度

面接官から「今日はこのへんで」といった言葉が出たら、面接終了の合図です。
イスの脇に立ち、「ありがとうございました。よろしくお願いします。」と丁寧に一礼し、 そのあとで、床に置いておいたバッグを持ちます。立ち上がり、ドアの前まで来たら振り返って退室のお辞儀をします。ドアを開けて室外に出ると、もう一度室内を振り返り「ありがとうございました(お邪魔いたしました)」と 会釈しながらドアを静かに閉めます。
忘れ物を慌てて取りに戻ったり、届けて頂くことのないように最後まで気を配りましょう。また、帰る際、社内の方や周囲の方に会釈等、挨拶を心がけましょう。
社内の人はこうしたシーンをよく見ているものです。社外に出るまで気を抜かず、にこやかな挨拶をすることが、よい印象に繋がります。