【名刺コラム】日本の伝統文様第2弾と襲色目(かさねいろめ)で和の色を感じよう!
無事開催されることを願って、今回は第2弾として、まだ紹介していなかった「日本の伝統文様第2弾」と「襲色目(かさねいろめ)」についてご紹介したいと思います。
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伝統文様一覧
三角形の連なりが魚や龍、蛇の鱗に似ていることから名がつけられ、「厄除け、魔除け」として紋章や衣服に用いられていました。
*「三つ鱗紋」は、鎌倉幕府の執権、北条氏の家紋として有名
絞り染めの一種。総絞りにした模様が小鹿の背のまだらに似ていることからその名で呼ばれることになりました。
二方向の平行線が交差して出来た形「菱形」を基本とする割付文様です。
菱の実にその形が似ている事からその名で呼ばれることになりました。
菱(ひし)のバリエーションの1つ。
「四つ花菱」は、歌舞伎俳優、松本白鸚さん達「高麗屋」の家紋として有名
亀の甲羅のように邪気から固く身を守ることで長寿で縁起のいい文様。
六角形は「調和と安定」を連想させます。
伝統文様を使用した名刺デザイン
襲色目(かさねいろめ)
令和の時代でもみやびな衣装は、圧巻で目が奪われましたね。
今回は、色の組み合わせ【襲色目(かさねいろめ)】に注目してみたいと思います。
襲色目(かさねいろめ)とは・・・
平安時代の着物の配色のことで、四季折々の自然の色を表現した配色美で3種類の意味合いがあります。
1、表地と裏地の2枚合わせ
2、下着から上着までの複数枚の合わせ
3、縦糸と横糸の合わせ
では、自然の名前がついた襲色目(かさねいろめ)を見てみましょう。
梅
百合
破菖蒲
花橘
落栗色
海松色
他のデザインで作成をご希望される場合は、備考欄に「色目を花橘希望」といった感じにご入力いただければご対応させていただきます。
前回から「和柄デザイン」のラインナップが増えましたので、ぜひ、ご覧ください。
2020年4月16日