【名刺コラム】「酉 (とり)」で商売繁盛!?~福を取り込む鳥のお話~
鳥は日本では、商売繁盛のために縁起のいい動物だと言われています。
その理由についてご紹介したいと思います。
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鳥は商売繁盛の象徴
なぜ、鳥が商売繁盛の象徴なのか
これは、「鳥 (とり)」と「取り込む」の語呂合わせに由来しています。
お客さんを取り込む、幸運を取り込む、等々、よいものを引き寄せるというイメージからそう言われるようになったようです。
酉の市 (とりのいち)と熊手 (くまで)
酉の市で販売中の縁起物の熊手
酉の市は、多くの露店が立ち並び、年末の風物詩として人々に親しまれています。
この酉の市で、定番の売り物になっているのが「熊手 (くまで)」です。
熊手は古くから商売繁盛をもたらすアイテムとして、商人たちの間で好まれてきました。
熊手という名前から熊の手をイメージするかもしれませんが、実はこの熊手、熊の手ではなく、「鷲 (わし)の爪」を模して作られたと言われています。
鷲が獲物を「鷲づかみ」にする様子から、福をかき集める縁起物として酉の市の定番商品となったのでしょう。
縁起のいい鳥たち
鶴 (つる)
千羽鶴の文化は願いを叶えるための風習として残っていますね。
梟 (ふくろう)
また、首をぐるっと1回転させることができるため「借金で首が回らない」状態にならない、商売繁盛の象徴とも言われています。
一方、海外では、知恵の女神の遣いであることから、知恵の象徴としても知られています。
鳥をモチーフにした名刺デザインのご紹介
福を「取り込む」、ラッキーアイテムとしていかがでしょうか。