【名刺コラム】名刺のデザイン修正を依頼するときの伝え方|そのまま使える例文とNG例
このとき、修正依頼が曖昧だと、思った通りに直らなかったり、確認のやり取りが増えたりします。
名刺は小さい印刷物なので、少しの文字サイズ、余白、QRコードの位置、ロゴの大きさが仕上がりに影響します。修正を依頼するときは、感想だけでなく、具体的な修正内容を伝えることが大切です。
この記事では、
- 名刺のデザイン修正を依頼するときの伝え方
- 文字修正、配置修正、色修正
- ロゴやQRコード修正の例文
- 避けたいNG例
を紹介します。
修正依頼は4点セットで伝える
- 修正箇所
- 現在の状態
- 修正後の希望
- 理由
具体的には、以下のように書くとよいでしょう。
修正箇所:
表面の氏名の下にある肩書き
現在:
代表 / デザイナー
修正後:
代表 / グラフィックデザイナー
理由:
肩書きを具体的に伝えたいです。
「もう少し大きく」「もう少し上に」だけでも伝わる場合はありますが、何を優先したいのかを書いておくと、調整の方向性が分かりやすくなります。
文字修正の伝え方
×悪い例
◎良い例
現在:
代表
修正後:
代表 / Webデザイナー
裏面の電話番号を修正してください。
現在:
000-0000-0000
修正後:
090-1234-5678
表面の氏名のふりがなを追加してください。
追加する文字:
やまだ たろう
位置:
氏名の上または下で、読みやすい位置にお願いします。
配置・余白修正の伝え方
×悪い例
◎良い例
- 表面の氏名を、今より少し大きくしてください。
理由:
名刺交換のときに名前を一番覚えてもらいたいためです。 - 裏面のQRコードを少し大きくし、周囲の余白も広げてください。
理由:
スマートフォンで読み取りやすくしたいためです。 - 左上のロゴを、今より少し上に移動してください。
理由:
会社名との間隔を少し広げたいです。
色や雰囲気修正の伝え方
「おしゃれに」「高級感を出して」「明るく」だけでは、人によって解釈が分かれます。
伝えやすくするには、目的や方向性を添えます。
全体の色味を、今より少し落ち着いた印象にしたいです。
理由:
士業向けの名刺として、信頼感を出したいためです。
希望:
明るい青よりも、紺に近い色味を希望します。
背景色を少し明るくしてください。
理由:
現在の色だと、文字が少し読みにくく感じるためです。
ピンクを使いたいですが、かわいすぎる印象ではなく、落ち着いたサロンらしい雰囲気にしたいです。
そちらから番号で指定する事ができます。
【イラストの色変え】https://meishi.artisj.com/custom/illust/index.html
ロゴ・写真・QRコード修正の伝え方
ロゴ差し替え
表面左上のロゴを、添付の新しいロゴデータに差し替えてください。
使用したいファイル:
logo_color.ai
現在のロゴは使わないでください。
写真差し替え
裏面の写真を差し替えてください。
使用したい写真:
salon_interior_01.jpg
希望:
明るい雰囲気が伝わるように、店内全体が見える範囲で使いたいです。
QRコード修正
裏面のQRコードを差し替えてください。
新しいリンク先:
https://example.com/reserve
確認:
予約ページに飛ぶQRコードにしたいです。
(注)QRコードはすべての端末、アプリでの読み取りを保証するものではございませんのでご了承ください。
うまく言語化できないとき
その場合は、具体的な修正方法を無理に決めず、目的や違和感を伝える方がよいことがあります。
氏名をもう少し目立たせたいです。
文字を大きくする、余白を調整するなど、見やすくなる方向で相談したいです。
全体が少し堅く見えるので、サロンらしいやわらかい印象に近づけたいです。
色や余白の調整で改善できるか相談したいです。
情報が多く見えるので、読みやすく整理したいです。
表面と裏面の分け方も含めて相談できますか。
避けたいNGな修正指示
| NG文 | 理由・言い換え方 |
| いい感じにしてください | 「いい感じ」は人によって違います。何を良くしたいのか、読みやすさなのか、信頼感なのか、華やかさなのかを伝えましょう。 |
| もっとおしゃれにしてください | おしゃれの方向性は幅広いです。落ち着いた、明るい、シンプルなど、近い言葉を足すと伝わりやすくなります。高級感、親しみやすい雰囲気なども方向性として使えます。 |
| 前の感じに戻してください | どの時点のデータに戻すのか分かりにくい場合があります。可能であれば、前回データ名や該当箇所を指定しましょう。 |
| 全体的に直してください | 修正範囲が広すぎると、どこまで直すべきか判断しにくくなります。優先順位をつけて伝えましょう。 |
| 思いついた順に何度も送る | 修正依頼を小分けに何度も送ると、どれが最新の指示か分かりにくくなります。可能な範囲でまとめて送る方が安全です。 |
修正依頼メールの例文
件名: 名刺校正データの修正依頼
お世話になっております。
名刺校正データを確認しました。
以下の修正をお願いします。
1. 表面の肩書き
現在: 代表
修正後: 代表 / グラフィックデザイナー
2. 裏面のQRコード
新しい予約ページのQRコードに差し替えてください。
リンク先: https://example.com/reserve
3. 表面の氏名
氏名を今より少し大きくしてください。
名刺交換時に名前が目立つようにしたいです。
修正後、再度校正データを確認させてください。
よろしくお願いいたします。
校正データを確認しました。
内容に問題ありませんので、印刷へ進めてください。
よろしくお願いいたします。
校了前のチェックリスト
- 氏名、ふりがな、ローマ字表記
- 肩書き
- 会社名、屋号、店舗名
- 電話番号
- メールアドレス
- 住所
- URL
- SNSアカウント
- QRコードの読み取り
- 表面と裏面の内容
- ロゴや写真の差し替え
- 文字の大きさ
- 余白
- 色味の希望
- 複数名分の個別情報
- 修正後の内容が反映されているか
特に、電話番号やメールアドレスは、見た目だけでなく実際に使えるか確認しましょう。URL、QRコードも同じです。
よくある質問
修正依頼はメールで送ればよいですか?
「おしゃれにしてください」はダメですか?
修正は思いついたらその都度送ってよいですか?
色の修正はどこまで指定できますか?
校了とは何ですか?
まとめ
曖昧な指示だけでは、思った通りに直らないことがあります。文字修正、配置修正、色修正は、箇条書きで分けて書くと確認しやすくなります。ロゴやQRコードの差し替えも別項目にしましょう。
修正が終わったら、校了前にもう一度、
- 氏名
- 肩書き
- 電話番号
- メール
- URL
- QRコード
- 表裏の内容
などを見直しましょう。






