【名刺コラム】裏面を活用しよう!
名刺は受け取った方に高い確率で見てもらえるという大きな強みを持っています。
片面印刷でスッキリとまとめて、シンプルな仕上がりにしたいという方も多くいらっしゃるかと思いますが、裏面を上手く活用することで、名刺を今よりももっとビジネスに役立てることができるかもしれません。
以下、裏面をどのように活用するのか、代表的な使用例をご紹介したいと思います。
表面と同じ内容を英語で
名刺を交換する相手によって使い分けることで円滑にコミュニケーションがとれます。
英語での表記の仕方は、一般的な表記方法をこちらのページでご紹介しておりますのでご覧くださいませ。
ただ、使うシチュエーションが限られている分、外国の方と名刺交換をする機会のない方にとっては、あまりメリットがないかもしれません。
英語表記の名刺は、それだけで見た目がカッコイイのですが、他にも、裏面の活用方法はたくさんあります。
案内・広告として使う
企業理念や事業案内、経歴や資格情報を載せることで自分が信頼に値する人物だということをアピールすることができます。
また、商品・サービスの情報や、地図やお店へのアクセス方法を載せることでチラシやDMよりも高確率で見てもらえる広告媒体にもなります。
相手との距離を縮めるために使う
例えば、趣味や好きな食べ物、座右の銘や一言メッセージなどを入れる方が多いです。
共通の話題を持つことで、相手に親近感を持ってもらうことが期待できます。
親近感を持ってもらう方が、仕事の話もよりスムーズに進められるかと思います。
営業職や個人経営の事業主様には特におすすめです。
顔写真を入れることでより一層インパクトを持たせることもできます。
メモ欄として使う
日本人は特に、名刺に書き込むことを遠慮しがちになるそうですが、携帯の番号などは、その場で名刺に書き込んでしまった方が
後で整理するのに楽だと思います。
メモ欄を設けることで、相手にとっても使いやすい名刺になるかもしれません。
番外編 「10円玉名刺」
「10円玉名刺」には2つの意味が込められているそうです。
・御縁(5円)と御縁(5円)で重縁(10円)となりますように、という願い
・何かあったらこの10円でお気軽にご連絡ください、というメッセージ
当時は携帯電話が普及していなかったため、出先での連絡手段は公衆電話(1回10円)のみでした。
10円玉名刺は携帯電話の普及と共に消えてしまったそうですが、日本人らしい気遣いの心と、洒落の利いた言葉遊びがあらわれています。
とても有効な裏面の活用法ですね。
みなさんも名刺の裏面に何か記載されてみてはいかがでしょうか。
名刺をもっとビジネスに役立つように出来るかもしれません。