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【名刺コラム】予約カードを作るときの注意点|日時記入欄・変更連絡先・QRコードの決め方


予約カードは、美容室・サロン・整体院・教室・クリニックなどでよく使われ、
  • 会計時や受付時に次回の予約日時を書いて渡すことで、お客様が予約日を忘れにくくなる
  • 電話番号・LINE・Web予約のQRコードを入れておけば、予約変更もしやすくなる
  • 地図QRコードがあると、来店前の確認にも役立つ
といったメリットがあります。

一方で予約カードは小さいため、
  • 情報を詰め込みすぎると、肝心の予約日時が読みにくくなる
  • デザインだけを優先すると、変更連絡先や来店時の注意が分かりにくくなる

などの注意点もあります

この記事では、
  • 予約カードに載せる項目
  • 日時記入欄の作り方
  • QRコードの入れ方
  • 業種別の注意点

についてまとめます。

予約カードは何のために作る?

予約カードの役割は、次回予約を分かりやすく残すことです。
スマートフォンのカレンダーや予約システムを使う人が増えても、紙の予約カードには次のようなメリットがあります。

  • 予約日時をその場で確認できる
  • お客様の財布や手帳に入れておける
  • LINE予約やWeb予約へ誘導できる
  • 店名や場所を思い出してもらえる

予約カードは、名刺やショップカードと似ていますが、目的が少し違います。

各カードを作る目的

カードの種類 主な目的
名刺 人や店舗を覚えてもらう
ショップカード 店舗情報やSNSを持ち帰ってもらう
予約カード 次回予約の日時を控えてもらう
診察券・会員カード 受付や顧客管理に使う
ポイントカード 来店回数や特典を管理する
予約カードは、ただの案内カードではなく、次回来店を忘れずに実行してもらうためのカードです。

予約カードに載せる基本項目

予約カードに載せる情報は、まず次の項目から考えます。

  • 店名、医院名、教室名
  • 予約日時、曜日
  • 担当者
  • メニュー・施術・診療・レッスン内容
  • 予約変更・キャンセルの連絡先
  • 電話番号
  • LINEまたはWeb予約のQRコード
  • 住所
  • 営業時間、受付時間
  • 定休日
  • 来店時の注意事項

すべてを必ず載せる必要はありません。

予約カードで一番大切なのは、次回の日時が分かることです。次に大切なのは、変更したいときにどこへ連絡すればよいか分かることです。名刺サイズで作る場合は、優先順位を付けましょう。

まず決めるべき優先順位

予約カードを作る前に、次の3つを決めると内容を整理しやすくなります。

1. 予約日時を手書きするか

受付や会計時にスタッフが手書きするなら、日時欄を広く取る必要があります。
  • 曜日
  • 時間
を分けておくと、書き間違いや読み間違いを減らしやすくなります。

2. 変更連絡はどこへ集約するか

電話・LINE・Web予約・メールなど、連絡先が多いとお客様が迷います。予約変更の連絡先は、できるだけ分かりやすくしましょう。
例:
  • ご予約の変更はお電話ください
  • 変更・キャンセルはLINEからご連絡ください
  • Web予約の確認・変更はこちら

複数の連絡先を載せる場合でも、「予約変更はこちら」とラベルを付けると迷いにくくなります。

3. ショップカードと兼用するか

予約カードをショップカードとしても使いたい場合は、店名や住所も入れたくなります。地図、SNS、予約QRなども候補になります。

ただし、兼用カードにすると情報量が増えます。予約日時欄が小さくなるなら、裏面を使う方が見やすくなります。

予約日時欄は大きく、書き間違いにくくする

予約カードで一番目立たせたいのは、次回予約の日時です。

日時欄が小さいとスタッフが書きにくく、お客様も読み間違えやすくなります。
おすすめの項目は次の通りです。
項目 入れる理由
年月日 予約日の確認
曜日 勘違い防止
時間 来店時刻の確認
担当者 指名や担当確認
メニュー 施術・診療・レッスン内容の確認
表記例
次回ご予約

   年   月   日(  )
   時   分

担当:
内容:
余白をしっかり取ると、手書きでも読みやすくなります。

担当者・メニュー欄は必要か

美容室やネイル、エステ、整体、教室では、担当者やメニューを書ける欄があると便利です。
ただし、欄を増やしすぎるとカードが窮屈になります。
次のように短く書ける形にするのがおすすめです。
  • 担当:
  • メニュー:
  • コース:
  • レッスン:
  • 内容:


メニュー名が長い場合は、詳しい内容をQRコード先の予約ページやLINEに任せ、カード上では短く書けるようにします。
例:
  • カット
  • カラー
  • ネイルオフあり
  • 60分コース
  • 初回カウンセリング
  • レッスン2回目


予約カードは、詳細な説明書ではなく、次回予定を確認するカードとして考えましょう。

変更・キャンセル連絡先を分かりやすくする

予約カードには、変更やキャンセルの連絡先を入れておくと親切です。
お客様が予約を変更したいとき、どこへ連絡すればよいか分からないと、連絡が遅れたり無断キャンセルにつながったりすることがあります。
入れ方の例:
入れ方の例
変更・キャンセルは前日までにお電話ください。
TEL: 000-0000-0000
ご予約の変更はLINEからご連絡ください。
[QRコード]
Web予約の確認・変更はこちら
[QRコード]
注意文は短くしましょう。

カードが小さい場合、「キャンセル規定」や「遅刻時の対応」を長く載せると読みにくくなります。詳しい内容はWebページやLINEの案内に任せ、カード上では連絡先を明確にするのが現実的です。

LINE予約・Web予約・地図QRコードの入れ方

予約カードにQRコードを入れると、次の行動につなげやすくなります。

  • LINE登録
  • Web予約
  • 予約確認
  • 予約変更
  • 地図表示
  • メニュー確認
  • 公式サイト
  • Instagram

ただし、QRコードを入れるときは「何のQRコードか」を必ず近くに書きましょう。
例:
  • LINE予約はこちら
  • Web予約はこちら
  • 地図はこちら
  • 予約変更はこちら
  • 最新メニューはこちら


QRコードだけが載っていると、お客様は読み取る前に内容が分かりません。ラベルを付けるだけで使いやすくなります。
また、QRコードは小さくしすぎたり、周囲に文字や模様を近づけすぎたりすると読み取りにくくなる場合があります。印刷前に実際のスマートフォンで読み取り確認をしましょう。

予約導線は1つに絞ると使いやすい

電話・LINE・Web予約・メール・Instagram DMをすべて載せると、カードの情報量が増えます。
予約カードでは、予約変更に使ってほしい導線を1つ決めると分かりやすくなります。

予約導線と見せ方の例

使ってほしい導線 カード上の見せ方
電話 変更・キャンセルはお電話ください
LINE 予約変更はLINEから
Web予約 予約確認・変更はこちら
店頭予約中心 次回予約は受付でご相談ください
予約導線の種類の選び方については以下の記事をご参考ください。
名刺に予約導線を入れるなら何を載せる?電話・LINE・Web予約の選び方

表面と裏面の分け方

名刺サイズの両面で作る場合は、表面と裏面の役割を分けると整理しやすくなります。

表面に向いている情報

  • 店名
  • 次回予約日時欄
  • 担当者欄
  • メニュー欄
  • 変更連絡先

裏面に向いている情報

  • 住所
  • 地図
  • 営業時間
  • 定休日
  • LINE予約QR
  • Web予約QR
  • Instagram
  • 来店時の注意

紙質の注意点

予約カードでは、表面に予約日時を大きく置くのがおすすめです。裏面に店舗情報やQRコードをまとめると、表面がすっきりします。

予約カードに手書き欄を入れる場合は、書き込みやすさを優先しましょう。
光沢が強い紙や表面がつるつるした紙は、ペンによってはインクが乾きにくかったり、書きにくかったりする場合があります。
受付でスタッフがボールペンで書くなら、実際に使うペンで書きやすい紙か確認すると安心です。

紙質を選ぶときの考え方

  • 手書き欄があるなら書き込みやすさを優先
  • 高級感を出したいなら厚めの紙も検討
  • 財布に入れて持ち歩くなら折れにくさも考える
  • 角が傷みやすいなら角丸加工も検討
  • QRコードを入れるなら読み取りやすい色と余白を確保

予約カードは見た目だけでなく、受付で実際に書く場面まで想像して作ることが大切です。

業種別に入れたい項目

予約カードは、業種によって必要な情報が少し変わります。
業種 入れたい項目
美容室・理容室 予約日時・担当者・メニュー・変更連絡先
ネイル・エステ 予約日時・施術内容・オフ有無・注意事項・LINE予約
整体・リラクゼーション 次回来店目安・担当者・コース・変更連絡先
教室・スクール レッスン日・時間・持ち物・振替連絡先
クリニック・歯科 次回予約日時・診療科・受付電話・注意事項
飲食店 予約日時・人数・コース・変更期限・電話番号
イベント・体験会 開催日時・会場・持ち物・地図QR
美容室・サロンでは担当者やメニュー欄、教室では持ち物や振替連絡先を小さく入れておくと親切です。
クリニックや歯科の場合は、診察券や予約票との役割を分けて考えましょう。

ショップカード・診察券・ポイントカードとの違い

予約カードを作るときは、他のカードと兼用するかどうかも考えます。

ショップカードと兼用する場合

店舗情報・SNS・予約QRなどを一緒に載せられます。
ただし、情報量が増えるため、予約日時欄が小さくならないように注意しましょう。

診察券と兼用する場合

患者番号・氏名欄・受付時間・次回予約日時などを入れることがあります。
医療機関では運用ルールがあるため、診察券、予約票、予約カードをどう分けるか先に決めましょう。

ポイントカードと兼用する場合

スタンプ欄や来店回数管理も入れたくなります。
ただし、予約日時欄、スタンプ欄、店舗情報をすべて入れると名刺サイズでは窮屈になります。ポイント機能も入れるなら別のカードを検討しましょう。

避けたい失敗

予約日時欄が小さすぎる

予約カードの主役は日時欄です。
店名や装飾を大きくしすぎて、日時欄が小さくなると使いにくくなります。

曜日欄がない

日付だけでは、曜日を勘違いすることがあります。
「月 日( )」のように曜日欄を入れると確認しやすくなります。

変更連絡先が分からない

電話・LINE・Web予約・メールなどが並んでいて、どれで変更すればよいか分からないカードは使いにくいです。
「変更はこちら」と明確にしましょう。

QRコードの説明がない

QRコードだけでは、予約用なのか、地図なのか、SNSなのか分かりません。
できるだけラベルを付けましょう。

QRコードを印刷前に確認しない

リンク先が間違っていたり、非公開ページだったりすると、印刷後に困ります。
印刷前に、実際のスマートフォンで読み取り、リンク先まで確認しましょう。

情報を詰め込みすぎる

名刺サイズに予約欄・地図・メニューを全部入れると読みにくくなります。注意事項・SNS・クーポンも入れたい場合は、情報量を絞ります。
優先順位を決め、必要なら両面印刷にしましょう。

注文前チェックリスト

予約カードを注文する前に、次の項目を確認しましょう。

  • 店名・医院名・教室名は確定しているか
  • 予約日時欄は十分に大きいか
  • 年・月・日・曜日・時間を書けるか
  • 担当者欄は必要か
  • メニュー・施術・診療・レッスン内容を書く欄は必要か
  • 変更・キャンセル連絡先は分かりやすいか
  • 電話・LINE・Web予約のどれを主導線にするか決めたか
  • QRコードには説明ラベルを付けたか
  • QRコードのリンク先を実機で確認したか
  • 住所や地図は必要か
  • 営業時間・受付時間・定休日は載せるか
  • 来店時の注意事項は短くまとまっているか
  • 名刺サイズ片面で足りるか
  • 両面に分けるべきか
  • ショップカードや診察券と兼用するか
  • 手書きしやすい紙を選ぶか
  • 使うペンで書き込みやすいか確認するか
  • 角丸加工や厚めの紙は必要か
  • 初回は小ロットで試すか


このチェックをしておくと見た目だけでなく、受付や会計時に使いやすい予約カードを作りやすくなります。

よくある質問

予約カードには何を載せればよいですか?

基本は、店名や予約日時、担当者、メニューや内容です。変更・キャンセル連絡先も分かりやすく載せます。必要に応じて、住所や営業時間、LINEやWeb予約のQRコード、来店時の注意事項を追加します。名刺サイズで作る場合は、予約日時欄を最優先にしましょう。

予約カードは片面と両面どちらがよいですか?

予約日時だけなら片面でも作れます。店舗情報、地図、LINE予約、Web予約QRコードも入れたい場合は、両面に分ける方が見やすくなります。表面に予約日時欄、裏面に店舗情報とQRコードを置く構成が使いやすいです。

QRコードは入れた方がよいですか?

LINE予約、Web予約、地図、予約変更ページへ誘導したい場合は便利です。ただし、QRコードには「予約はこちら」「地図はこちら」などの説明を付け、印刷前に実際のスマートフォンで読み取り確認をしましょう。

手書き欄がある場合、紙質はどう選べばよいですか?

書き込みやすさを優先しましょう。光沢が強い紙や表面がつるつるした紙は、ペンによっては書きにくい場合があります。受付で使うペンが決まっているなら、そのペンで書きやすい紙を選ぶと安心です。

まとめ

予約カードは、次回予約を忘れにくくし、変更連絡を迷わせず、再来店につなげるためのカードです。
載せる基本項目は、
  • 店名
  • 予約日時
  • 担当者
  • メニュー
です。変更・キャンセル連絡先、必要に応じたQRコードや店舗情報も確認します。

名刺サイズで作る場合は、予約日時欄を最優先にしましょう。店舗情報やQRコードも入れたい場合は両面に分けるとよいでしょう。
手書き欄があるなら、デザインだけでなく書き込みやすさも大切です。実際に受付で使うペン、記入する内容、渡すタイミングまで考えて作ると、現場で使いやすいカードになります。

予約カードを作るときは、用途や記入欄、QRコードを整理して相談するとよいでしょう。紙質、枚数、ショップカードとの兼用有無も伝えると、見やすく使いやすい形にまとめやすくなります。