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【名刺コラム】印刷用データの作成方法~塗り足し部分の確保~(動画有り)


イラストレーターを用いて、自分で作成した名刺の印刷用データを入稿される方が増えてきております。

本コラムでは、名刺に限らず自分でデザインした印刷データを印刷業社に依頼する際、データ作成時のちょっとした注意事項をご紹介したいと思います。

今回は、全面に背景が印刷されたデザインの作成をする際に気をつけたい点をご紹介させていただきます。

塗り足し部分の確保について

印刷用データの作成方法~塗り足し部分の確保~

この名刺デザインのように、名刺のフチまで背景が印刷されているデザインを断ち落としデザインと呼びます。

上の右側の図で、木目の模様が赤い裁断位置よりも外側にも配置されています。
この部分が「塗り足し部分」です。

断ち落としデザインをきちんと印刷・裁断するためには、この「塗り足し部分」をきちんと確保することがとても大切になってきます。

塗り足し部分が無いと・・・

もし塗り足し部分が無い状態で印刷した場合右の図のように、裁断時の微妙なズレによってフチまで背景が印刷されず、かっこ悪い仕上がりに
なってしまいます。

印刷用データの作成方法~塗り足し部分の確保~

どのくらい確保すればいいの?

たいていの印刷業社では、「3mm」程度塗り足し部分を確保していただければ万全だと言われています。

印刷用データの作成方法~塗り足し部分の確保~

動画による解説

断ち落としデザインの印刷 ~塗り足し部分を確保する~

まとめと次回予告

3mm程度の塗り足し部分をきちんと確保していただくと、裁断してもフチまでしっかりと印刷されるため、カッコよく仕上げることができます。

印刷用データの作成方法~塗り足し部分の確保~

次回は似たテーマで、被写体を枠の中にうまく収められるような画像の選び方についてご紹介したいと思います。

2016年4月13日